できることを増やすんじゃなくて、やることを減らすものづくり
昨日は一つプロトタイプを作った。
といっても新しいプロトタイプじゃなくて、既存サービスの改善案・コンセプト提案としてのプロトタイプだけど。
日々モノを作っていて思うのは、スゲー何かを作るとか人が出来ることを増やす何かを作るのとかって、人間の本質、いや生物の本質に反するよなということ。
生物の本質っていうのは、ズバリ怠惰のこと。
この根本的本質に沿ってモノを作っていきたい。
つまり、スゲー何かを作ったり出来ることを増やすためにモノを作るんじゃなくて、やることを減らす(それによって楽に・楽しくする)モノづくりを意識していこうと思う。
一見便利だけど機械に使われてあくせくする方向ではなく、人や社会が幸せになるものを作ることを目指していきたい。
写本を印刷に変えたグーテンベルグのように、あるいは、現像をポラロイドに変えたエドウィン・ハーバート・ランドのように。
そういうものづくりをやっていきたい。